正しいベタの飼い方

ベタの購入方法

主なベタの購入先としては、まず大型ペットショップや熱帯魚店、そして 大型ホームセンターやヤフーオークションなど。 この中で一番多いのは、やはり熱帯魚店やホームセンターでの購入ではないでしょうか。

購入先としてオススメなのは、上から並べていくと

  • 熱帯魚店(またはベタ専門店)
  • 大型ペットショップ
  • ネットオークション、通販等
  • 大型ホームセンター
といったところだと思います。やはり経験上熱帯魚店や専門店が一番優秀だと思います。 魚の状態もいいですし、種類も多くて、店員さんも知識が豊富なので助かります。

次に大型ペットショップ。ここもオススメです。ただベタの種類は少ないですね。

ネットオークション等は魚が郵送されてきますので、ちょっと運もあります。 まれに魚が死んで届くこともあるので、初心者にはオススメしません。ただ近くに熱帯魚店がない方にはちょうどいいかも知れませんし、実はAmazonでも購入できます。

そして大型ホームセンター。ベタを扱ってはいても、店員さんに知識はますありません。 魚の状態が悪いこともやや多く、あまりオススメはしませんが、ごく稀に良い色のベタが入荷しているときもあるので、魚の扱いに慣れた方には良いかも知れません。

 

初心者は熱帯魚店、またはベタ専門店で購入するのが無難です。

初めてベタを購入する方は、なるべく魚の状態がいい熱帯魚店で購入することをオススメします。 また、初心者はなるべく丈夫で飼いやすい「トラディショナル・ベタ」を飼うことお勧めします。 最も簡単に飼える種類ですし、また最も値段が安いですよ。

なお珍しい品種のベタも専門店でしかまず買えません。最も状態の良いベタが多いですし、 また種類も豊富です。ベタ専門店が近くになければ熱帯魚店で買うのが理想です。

そしてワイルドベタや、とくに人気の高い品種は「Charm」の通販で購入できます。 関東圏にお住まいの方だと特に速く届きますし、価格もお手頃なのでオススメですよ。

 

トラディショナル・ベタとは…。

赤いトラディショナル・ベタ

ベタでもこの形の尾ヒレのやつです。トラディショナル=伝統という意味で、改良品種の中でも基準的な品種です。 画像は管理人が飼育している個体ですが、この他にも青色や黄色、オレンジ、白、エメラルドグリーンなどいろんな種類があります。 大型ホームセンターではまずこの種類しか売っていないはずです。相場はだいたい400円~500円程度です。

 

ベタの相場

これはベタの種類や色、希少価値などでかなり幅があります。安いとメスで300円程度から。 ショーベタで素晴らしい色合いだと8000円~20000円くらいしますね。いきなり高いのはやめておいた方がいいです。飼育に慣れてからにしましょう。

なお、ベタは色合いやヒレの大きさや体格の美しさで値段が大きく変わります。つまり、 少し形が悪いとか、色が少し良くないくらいの理由で評価も下がりますので、こういった「少し難がある」程度のベタの方が 安く買えますし、断然お得ですよ。

 

ベストな購入時期は?

ベタを購入するのにベストな時期は、ズバリ夏です。ベタは熱帯魚ですから、寒いのは苦手ですし、冬場だと店で購入してから家に帰るまでに冷えてしまい、最悪の場合死なせてしまう場合も。

なので、なるべく夏場の暑い時期に購入されるほうがいいです。ちなみにベタは高温に非常に強いです。水温30度以上でも全く平気です。 そして入荷量も夏の時期が圧倒的に多いので、たくさん選びやすいですよ。

 

ベタのコンディションの見分け方

ベタの購入時はやはり、気に入った形・色合いで、なおかつ健康な固体を選びたいものです。 コンディションのいい個体の特徴は、

1、比較的活発に泳ぎ回っている。
2、ヒレ全体にハリがあり、ヒレの先がしぼんでいない。
3、体色がハッキリ出ていて、色がやたら薄くない。(ベタは体調によって体色の濃度が変化します)

こういった固体がいいです。ベタを見慣れてくればすぐ分かるようになります。 逆に弱っている固体は、底のほうでジッとしていることが多いです。また年をとった固体はヒレ全体がしぼんでいます。 寿命が近いと更にしぼんでヒレ先に水カビが生えてきます。

これらを参考にして、ぜひ素晴らしいベタを見つけてみてください。

なおベタは「トラディショナルベタ」、「ハーフムーン」、「ダブルテール」、「プラカット」 などがありますが、基本的な飼い方は同じです。そしてオスもメスも同じ飼い方です。

ただし「ワイルドベタ」になると、どの品種も水質に非常にデリケートです。これは上級者向けですので、初心者には全く向きません。

飼育環境を整えてから購入を

ベタを買う前に、あらかじめ自宅の水槽をセットしておきましょう。水道水のカルキを抜き、水温26~28℃ にセットし、いつでも魚の投入が可能な飼育環境を作ってから購入してください。 購入後にあわてて水槽をセットするのは熱帯魚の入った袋の水温の変化が大きいので良くありません。

熱帯魚に限らず、ペットの飼育は「愛情」が一番大事です。愛情をもてる、 とても可愛いと感じる子を探して見つけて下さい。これが楽しいペットと過ごすための第一歩になります。